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2016.09.28

vol.63 本年初更新!

『2016年のレッスンにも、
既に見つけたフランス製のリボンや、
イギリス製のペーパーたちが待機中・・・。
また、ご紹介させていただきますね。』

という文章で終えた2015年のこのコラム。

そのご紹介が、何と!9月・・・本年の初コラム。
今年もあと4ヶ月足らずというのに、お恥ずかしい限りでございます。

1ヶ月があっと言う間で・・・
パリになかなか行けなくて・・・
ついつい簡便なFBを利用してしまって・・・
などと、心の中の言い訳を吐露してしまいましたが、
大変申し訳ありません!!

猛省しながら、青山での
ホテルオークラ東京レディースサークルメンバーの
レッスンを引き続きご紹介させていただきます。


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1月のレッスンは、イギリスの『Osborne&Little』社の
ウォールペーパーとの出合いから始まりました。

ピンクの葡萄にグレーの枝、ホワイトのリーフ、
それらの全てが可愛くて魅力的で
私のハートを鷲掴みに。

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紙をレッスンに使う・・・となれば、これで花器を作るしかありません。
そう!カルトナージュです!!

いつもお願いしている福岡の生徒さんにお願いし、
横から見て台形の形になるハンドバッグ型にして頂きました。
もちろん、持ち手もつけて。

ミディファレノプシスエピデンドラムスイトピーラナンキュラス
オールドローズなど、ピンク系のお花でまとめてみました。

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先日、一回り小さなサイズでアレンジメントを
作ったのがこちら。

アーティフィシャルフラワーですが、
生花と見紛うほど!
そのクオリティがどんどん上がっているのが
手に取るようにわかりますね。



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2月は、フランス製のリボンを使って。

このリボン、何年も前に買ってあたためていたものです。

濃淡レッド、ピンク、オレンジなどのヴィヴィッドな色のお花がガーランドになって連なっています。
お花もひとつひとつの形が異なっていて、ステッチが入っているさまはとても繊細。

このようなリボンを見ると、
「やっぱりフランス♡」と思います!


このリボンを横長のガラスの花器に巻きつけ、
花器の中のフローラルフォームは、ドラセナの葉で隠すようにして
ヴィヴィッドな色のお花をアレンジしてみました。

日頃あまり使わないガーベララナンキュラスダイアンサスなど
思いっきり強い色を組み合わせたアレンジメントです。


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3月はイースターのアレンジメントをレッスンしました。

トップがドーム状になったワイヤー製の鳥かご風バスケットに
うさぎのキャンドルと、同じくうさぎのタグを付けて。
ミモザラナンキュラスチューリップスイトピーなどなど
春のお花満載です!

卵を背負っているうさぎさんのキャンドルは、
生徒の皆さまから、二宮金次郎をもじって
『二宮バニーちゃん』と呼ばれていました。

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このタグは、雑貨店で見つけたアメリカ製のゴム版を使ったハンドメイドです。

うさぎのほか、バスケットに入った卵、イースターエッグと、まさに、イースターヴァージョン。



そして、このようなタグを使ったアレンジには、ヴァレンタインヴァージョンもあります。
赤いペーパーでタグを作り、ヴァレンタイン月間のディスプレイにしました。

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実はこのツリー、1年中使いまわしていまして・・・。

右上から・・・
七夕、クリスマス2015、アジサイ、私設「高橋大輔ミュージアム」(笑)、
スズラン、クリスマス2014
です。

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つづく・・・

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プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。