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2008.09.25

vol.17 パリでのサプライズ!(2)

さて・・・パリで「見たもの」の代表格はご存知フォーシーズンズ・ホテル・ジョルジュ・サンクのデコレーション。
6月にはブラック&ホワイトだった装飾は、今回はピンク&ブルー。(もちろん毎週変わっていますが・・・)

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ピンクやブルーのアジサイ、紫のバンダを器の黒が引き締めています。
いつ見てもお花の高さが寸分違わず整っていて本当にお見事!と思います。

もう一つ「お花」で印象に残っているのがこちらの写真。

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メゾン&オブジェで見つけたアーティストのブースです。

オイルペインティングの筆(というより刷毛?)使いで花びらの質感がよく出ているばかりでなく、砕いたミラーがアクセントになっています。
メゾン&オブジェでの買い付けはクリスマスオーナメントリボンだけだったはずが・・・気がつけばこのアートクッションをオーダーしていました。

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届くのが本当に楽しみです。

パリでのもう一つのお楽しみは「食」

Mちゃんの友人でフードジャーナリストをしている並木麻輝子さんお勧めのお店、名シェフ、クリスチャン・コンスタン氏がプロデュースしたココット料理のレストラン「Les Cocottes(レ・ココット)」へ行って来ました。

シンプルでモダンなインテリアにカウンターが主体の店内、メニューはどれもこれも美味しそう・・・頂いた人参のスープと子羊と白いんげん豆の煮込みはホッとするような優しいお味でした。

17-4.JPG

次のパリでも絶対にまた行きたいと思っています。

そしてもう1軒、着いたその日に行ったのがモンパルナスにあるクレープのお店

「Crêperie de Josselin(クレプリー・ドゥ・ジョスラン)」

パリ一と呼び声の高いお店は寸分の隙間のないほどテーブルが並び、満員!
そして外にも長い行列が・・・。
お味は本当に満足行くものでした。
お写真をお見せしたいのですが、クレープはあまり「絵」になりません。

今回、最終日にゼッタイ行きたいと思っていたお店がこのお店。

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最近パリに支店が出来たカヌレのお店「Lemoine(ルモアン)」です。

6月に花弘の細沼光則さん主催のパリツアーがあり、私も参加、日程終了後細沼さんは来年のカレンダー撮影のためにパリに残られました。

その時にこちらのカヌレも撮影。
後におみやげで頂き、数日経ってもおいしいのなら、出来たてはもっとおいしいはず!
と楽しみにしていたのです。

カヌレのサイズは大小あり、悩んだ末にこちらのミニサイズ・・・bebe(フランス語で赤ちゃんという意味)のかわいさに惹かれ買ってみました。

日本人スタッフのメグミさんに「大きい方もこの場でパクっと頂いてみたいので別に包んで下さいますか?」とお願いしたところ、何とサービスして下さり、シャルル・ド・ゴール空港のJALのラウンジで早速頂こうと包みを開けてみましたら・・・小サイズカヌレも一緒に入れて下さっていてビックリ!
そのお気遣いに驚きました。
メグミさんありがとうございました。また、必ず伺いますね。

さて、今回は撮影用などを探す旅でもありました。
そこで出会ったのがこの

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たまたま歩いていた通りのブティックで思いも寄らず見つけたワイヤー製のバスケットです。
グレイッシュブルーが素敵!しかもお安くなっていました。

こちらも予定外のショップで見つけたプレートキャンドル

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ブルーの珊瑚柄が新鮮です。
そしてこの布はいつもの「Moline(モリーヌ)」で。

まるで打ち合わせたように同じ色と柄のものが見つかりました。

布はシルクなので1メートル105ユーロとお値段もご立派、1メートルだけ買って来ました。
その他にも布を6種類ほど大量に購入。

これらはきっと・・・ご覧頂けるチャンスがあると思います。

最後に・・・我が家のクリスマスリースは毎年ご近所の方が楽しみにして下さっているのですが・・・忙しい時はついつい前年と似たようなオーナメントを使ってしまったり・・・。

「一昨年と同じですね!」

と鋭いチェックを入れられたりします。

でも、今年は大丈夫
ランジス市場の資材店でこんなオーナメントを見つけました。

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エッフェル塔が描かれたオーナメントです。
今年はこれで決まり!

パリ後のスケジュールがいっぱいいっぱいで今月はこのコラムの更新がこんなに遅くなってしまいました。申し訳ありません!

パリ滞在中にあったW杯アジア最終予選のバーレーン戦のビデオをまだ見る時間がないのですが・・・、心は既に来月のコラムのテーマです。
お楽しみになさって下さいね。


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プロフィール

三代川純子

フラワーデザイナー

三代川純子

三井物産株式会社人事部勤務中に恵泉フラワースクールで学び、退職後、フラワーデザインを学ぶため渡英。

「コンスタンス・スプライ」「ジェーン・パッカー」などにてディプロマ(卒業証書)を取得した後、英国王室御用達フローリスト「エドワード・グッドイヤー」にて修業。
また、パリのフルリスト「パトリック・ディヴェール」「リリアンヌ・フランソワ」にても研修を行う。

フラワーデザイナーとして、雑誌「花時間」などで多くの作品を発表するかたわら、ホテルオークラ レディースサークル(現在、ホテルオークラ本館建て替えのため休会中)では、ヨーロッパで自ら買い付けて来た資材を使いレッスンを行っている。

また、「Hanahiroプリザーブドフラワー・アカデミー」の主任講師も務める。