六耀社(りくようしゃ) - 生活をデザインし、楽しむ心を提案する出版社

私が主任講師を務めるHanahiroプリザーブドフラワー・アカデミーには大人気（笑）のブログがありますが、先日そのブログで、お教室に出現したトカゲ・・・（実のところヤモリ）を私が素手で捉まえた、と顔に似合わぬ（？）大胆な一面を暴露されてしまいました。
実は、ゴキブリ以外は素手でOKなのですが・・・。

でも、一番好きなのは「蝶々」。
特にパリで「蝶」のモチーフを数多く見かけることもあってか、気が付けばいつも「蝶」の飾りを追い求めています。

といっても、「蝶」なら何でもOKというわけではありません。
羽根の部分があまりにリアル過ぎてもダメで、色や形が可愛いものをいつも探しているのです。

ヨーロッパでは、「蝶」は、その姿を変えるという点で神秘的な魅力を持っているとされているのだとか・・・。
そのためか、エキゾチックなイメージのアレンジメントによく使われているように思います。

この夏のパリでも、「蝶」を使ったディスプレイがたくさん見られました。
まずこちらは「Bonpoint（ボンポワン）」という子供服のブティックのディスプレイ。

ゆりかごの上に大きな蝶が飾られています。まるで大きな蝶々が赤ちゃんを見守っているようで、ゆりかごの中のお人形は本物の赤ちゃんのようにすやすやと眠っていました。

そして、先月、フォーブル・サントノーレから脇に入った通りのブティックで見たのがこのウィンドウディスプレイ。

「Fanny Liautard」というブティックのウィンドウで、蝶とお花のモチーフがドレスと帽子の周りを舞うように飾られています。
蝶とお花がチョコレート色というのがまた魅力的！

このデザイナーのメゾンは初めて見ましたが、中を覗くととても素敵なドレスがたくさんありました。

このリースは一昨年のホテルオークラのレッスン。

よ～く目を凝らして見ないとオーナメントが見えませんね。
パープルの蝶がガーランド状になっているオーナメントをリース全体に流してみたものです。

ランジス市場の「Mat-Flor（マット・フロール）」に必ずあるガーランド状のオーナメントは、８月にご紹介したエッフェル塔のように毎回必ず新しいデザインが見つかるのでいつも楽しみです。
このオーナメントも分けて下さい！というお声が多く、手元に残ったのはこの一つだけ・・・。

こちらも「マット・フロール」で見つけたガーランド。メタル製です。

当然買い占めたのですが、在庫が少なく残念ながらレッスンには使えず・・・、大切なウェディングブーケのオーダーなどに使用しています。

いつもこのコラム用の写真を撮るのにコーディネートを考えるのですが、これは、『パリ１週間花と雑貨を探す旅プラン』でも紹介したダリアが刺繍されたファブリック。

このダリアの周りを舞う蝶をイメージしてみたのですが・・・いかがでしょうか。

これは日本で買い求めたフランス製のノート、Nathalie L'eteさんのイラストレーションです。

ナタリーさんの作品は、ノートのほか、カードやタオルなども作られているので目にしたことがある方も多いはず。

カラフルな色合いと、お花や虫などの自然描写が本当にキュートで大好き！です。

これはノートの後ろに書かれた九九の表ですが、蝶の中に書かれた数字の並べ方が日本と逆ですね。

こちらも銀座のある雑貨店で見つけたオーナメント。

７色の蝶のほか、お花や鳥のモチーフもあり、あまりのカワイさに買い占めてしまいました。

こういうものを見つけるためにも雑貨店のパトロールは欠かせません！

最後に・・・フランスのものではありませんが、「蝶」つながり・・・ということでお許しを。

これは六本木ヒルズの森美術館のショップで見つけたアンディ・ウォーホールの作品、マグネットになっています。

開封して使いたいのですが・・・パッケージが可愛くて開けられません。
もう一つ買いに行こうかしら～？

今月は、「クロード・カンコー」のセドリックが来日。
東京＆近郊でレッスンやデモンストレーションなど様々なイベントが予定されています。

私もたくさん見て勉強しなくては・・・！皆様も宜しければお出かけ下さいませ。