2009.12.14
vol.5 24のクリスマス"ビーズワックス イエロー"
24のクリスマス???と思われたでしょうか。
その答えはキリスト教のクリスマスにあります。
1838年、北ドイツのハンブルグにやさしい神学者がいました。
彼はつるした木の輪に24本のキャンドルを付けて、12月1日から24日まで1日1本ずつ火を灯していきました。
そうすることで、子供たちがイエス様の誕生日を待つ時間を、視覚的にわかりやすくして見せたのです。
とてもきれいな考え方なので、家庭でも続けられています。
24本のビーズワックスキャンドルを輪に並べたら、ほら!
アドベントリースの出来上がりです。
4本キャンドルのアドベントリースをよく見かけますが、それはコンパクトにしたバージョンです。
イブまでの4回の日曜日ごとに火をつけていきます。
キャンドルにメタルの番号をつけるのが、最近の新しい飾り方です。
これはスウェーデンで見つけました。
こんな風にすることで、子供たちが光に、輝かしい12月24日に向かって時を過ごし、その意味を理解することがたやすくなるのです。
メリークリスマス
ガブリエレ久保
Gabriele Wagner Kubo"I like colors"
BEES WAX YELLOW
24 Christmas
Do you ask yourself: 24 Christmas??? What's that?
The answer leads us back to origins of Christian Advent time. In 1838, in Hamburg, northern Germany, there was a friendly theologian, who put up 24 candles on a round hanging wooden wreath. Every day he lit up one more candle, from the 1st to the 24th of December, until Christmas Eve, to make the time they wait for Jesus to be born more visual and childlike to his kids.
A beautiful attitude which we just continue in our house!
24 bees wax candles in a round circle, voila, that's an Advent wreath.
The 4 candles you are used to see on an Advent wreath, is a shortened version, every Sunday one candle, this makes the 4 Advent Sundays before Christmas Eve. A new kind of decoration are the metal numbers on the candles, they are from Sweden, too. Makes it easier for children to wait and understand the approach towards the light, the lightning on the 24th of December.
Merry Christmas from
Gabriele Kubo
フラワーデザイナー
ガブリエレ・ワーグナー久保
花阿彌ゲシュタルトゥングスシューレ学校長。グレゴール・レルシュ・エディション・アジア地区マネージャー。
ドイツ国立花卉装飾専門学校・ヴァイエンシュテファン マイスターフロリスト。
癒しを取り入れたフラワーデザイン“ウェルネス・フラワー”を提唱。個性あふれるレッスン「gabriele kubo.professional」も好評開催中。
現在、ドイツの専門誌「Florieren!」(Ulmer社)への執筆等、ヨーロッパと日本のフラワーデザイン界の重要なかけ橋として活躍中。
著者ホームページ:http://www.greengabes.com
花阿彌ホームページ:http://www.hana-ami.co.jp