学校へいきたい! ザヒラ モロッコの12歳
◆内容紹介
学校へいきたい! "世界の果ての通学路"ノベライズシリーズ
医者になる夢をかなえるため、少女は22キロの通学路を通う
モロッコのアトラス山脈の中腹に住むベルベル人の一家8人。6人の子どもたちの中で
学校に通っているのはひとりだけ。「医者になりたい!」夢を持つ12歳の少女ザヒラだ。
毎週月曜日の早朝、ザヒラは、友だち二人といっしょに学校に向かって山のなかを歩きはじめる。3人はヒッチハイクをしながら22 キロはなれた学校へ向かうが、それでも
片道4時間ほどかかってしまう。
「学校へいきたい!」シリーズ全8巻 「世界の果ての通学路」ノベライズ
世界の果てには、学校へいきたいとねがい、教育を受けることで未来を
切りひらきたいと希望をいだく無数の少年少女たちがいる。彼らは今日
も道なき道を学校へとむかう。
<原書>
アンリ・ラングロワ賞ドキュメンタリー賞など数々の映画賞を受賞し世界的に反響をよんだフランスのドキュメンタリー映画 “Sur le chemin de l’école”(監督:パスカル・プリッソン)。日本でも「世界の果ての通学路」のタイトルで上映され話題となりました。フランスではTVドキュメンタリー番組「LES CHEMINS DE L’ÉCOLE」としてテレビ化もされました。本書はその同名のノベライズ「Les chemins de l'école」(エディション・ナタン社(仏)刊行)が原書となっています。
映画は、ジャクソン(ケニア)、カルロス(アルゼンチン)、ザヒラ(モロッコ)、サミュエル(インド)の4人のオムニバス作品となっています。