フィンセント・ファン・ゴッホ【世界の名画 巨匠と作品】
◆内容紹介
”真実の絵筆”ゴッホ
不遇の人生からうまれた真実の作品
わずか37歳でその生涯を閉じたフィンセント・ファン・ゴッホ。
若いころは職を転々とし、最後にたどりついた生業が「画家」だった。
画家としての活動も晩年の約10年間と短かったが、
その間に2000点ほどの素描や油彩画を描き、
日本の浮世絵をパリの人々に紹介したり、
ゴーギャンやロートレック、ベルナールらなどと交友を持つなど、
精力的に活動した。
しかし、ゴッホの作品が売れることはほとんどなく、才気にあふれ
ながらも苦しみの人生を歩んだ。
その生涯を作品とともに解説していく。
=====================
【世界の名画 巨匠と作品】シリーズ
時代を超えて感動を与え続けている巨匠の作品を、画家の生涯をたどりながら解説。描かれた当時の時代背景やその画家の作法、そして後世の画家たちへの影響などを、豊富な美しい図版とわかりやすい文章で巨匠を多角的に紹介するシリーズ。
◇ルース・トムソン(Ruth Thomson) 作家
地理、環境、歴史、博物学、美術など、さまざまな分野の子ども
のための本を200 冊以上執筆している作家。著書に『家畜のすべ
て 飼いかた・育てかた』(佑学社、1980 年)、『さかなのせかい』(評
論社、1999 年)などがある。