アンリ・ルソー
◆内容紹介
ひとりで学んで、画家への夢をおいかけた
アンリ・ルソーの おはなし
ルソーは、ずっと「画家になりたい」という夢をもっていましたが、
絵を習うレッスン代などありません。公園で動物や植物を観察したり、
ルーブル美術館にある絵をお手本にして、ぜんぶ自分ひとりで勉強
します。
そしてついに独学で絵を描き上げたとき、ルソーはすでに40歳を
超えていました。しかも、苦労してしあげた絵はみんなに笑われて
しまいます。
それでもルソーは、自分の才能を信じて、生涯絵を描き続けました。
ひとりで学んで、夢をおい続けた画家の ものがたり。
アンリ・ルソーの生涯を、色彩豊かなルソー風の絵で彩った絵本。
◇ミシェル・マーケル(Michelle Markel) 児童文学作家。フリージャーナリスト
アメリカ・カリフォルニア州在住。子どもたちに勉強を教えた時の経験をヒントに、
子ども向けの作品の執筆活動を始める。
主な著作に、“Tyrannosaurus Math”(Tricycle/Random House)、“Dreamer from the Village:The Story of Marc Chagall”(Henry Holt)など。
◇アマンダ・ホール(Amanda Hall) イラストレーター。絵本作家
イギリス在住。主な著作に、“Tales from India”(Candlewick)、“Prince of the Birds” (Frances Lincoln), “The Barefoot Book of Animal Tales”(Barefoot Books)、“The stolen Sun”(Eerdmans)など。