やってみよう! 影絵&写し絵【みんながたのしくなる 影絵の世界③】
◆内容紹介
江戸時代から伝わる影絵の技術で、芝居をしてみよう!!
影絵遊びの魅力を紹介するシリーズ、待望の第3弾。
今回のテーマは、江戸時代から伝わる影絵の芝居「写し絵」です。
「写し絵」は、映写機のような機械「風呂」を使って、
真っ黒なスクリーンに、登場人物たちを色鮮やかにうつし出します。
本書では、「写し絵」の仕組みを図解するとともに、
実際に子どもたちが体験できるよう、「風呂」や、芝居の台本の作り方などを紹介します。
さあ、本書を参考に、みんなで伝統的な影絵芝居に挑戦してみましょう!
〈もくじ〉
はじめに
「写し絵」ってなに?
写し絵の道具「風呂」と「種板
写し絵の舞台うら
[もっと知りたい] 写し絵は元祖・日本のアニメ!?
つくってみよう! ダンボールの「風呂」
つくってみよう! プラスチック板の「種板」
写し絵をつかった影絵劇に挑戦!
①劇のもとになる台本づくり
②場面にそって種板の絵を考える
③完成台本をつくる
④全員集合で舞台づくり
図面(縮小したもの)
さくいん
◇影絵人形劇団みんわ座
1968 年創立。影絵人形劇の小学校巡回公演、特別支援学校公演、夏の児童館巡回公演(厚生労働省主催)活動のほか、影絵人形劇の絵本シリーズ、影絵ワークショップなどを手がける。
また、日本の伝統芸能である江戸写し絵の復活に尽力。2001 年イギリスのブライトン国際映画祭、2009 年アメリカのハリウッド映画アカデミーで写し絵を上演し絶賛される。2009 年には日光江戸村の写し絵専門劇場の開場にあたって、技術提供・監修。写し絵の器財調査・復元にも取り組む。