石元泰博 桂離宮 新装版
◆内容紹介
石元泰博 桂離宮 新装版
(本書は、2010年刊行の限定生産版をリサイズし、
新装版として刊行したものです。)
2010年刊行の限定生産版『石元泰博 桂離宮』は
第45回造本装幀コンクールにおいて、
経済産業大臣賞受賞、日本印刷産業連合会会長賞。
二つの賞を受賞いたしました。
写真家・石元泰博が1954年に撮影した
「桂離宮」を、半世紀の時間を経て世に問う、
平成版「石元泰博 桂離宮」です。
一部、1981年撮影の作品も加えて、
新たなエディトリアルと最新の印刷技術により構成。
石元泰博の眼が捉えた桂離宮の美の本質を
モノクローム写真で堪能することができます。
厳密な構図、白黒のトーンとバランス、
シーンの切り取り方、
どれも斬新で強烈な石元の写真は、
たちまち旋風を巻き起こした。
もっともモダンで新しい感性が、
もっとも古い文化の古層と出会ったのである。
内藤 廣 [序文より抜粋]
序 文―――――内藤 廣
桂離宮解説―――――横山 正
装丁・デザイン―――太田徹也