RAVモネ
◆内容紹介
有名画家にスポットを当て、その作品や人物像を分かり易く紹介します。
豊富な図版と、多彩な著者陣による興味深い解説により、入門者から美術愛好者まで幅広く楽しめる構成です。
絵画における光と影を絶えず追求し、《積みわら》《ポプラ並木》《ルーアン大聖堂》《睡蓮》などの一連の連作で歴史に残る大画家としての名声を築く、印象派の巨匠モネ。
本書では、モネの生涯を三つの時代に分け、時系列に代表作品100余点を掲載。モネの生涯と作品エピソードについて語っていきながら、晩年モネが取り組んだ、今日的課題である環境芸術《睡蓮》を描くまでの変遷を説き明かす。
目次
序章 モネとその時代
第一章 印象主義の誕生
第二章 連作の時代
第三章 《睡蓮》へ
コラム
●第一回印象派展
●モネとジャポニスム
●さまざまな連作
●モネと花
※巻末掲載(P.118)の美術館情報に誤記がございました。
謹んでお詫びするとともに、以下に訂正いたします。
●国立西洋美術館(東京)
【住所】東京都台東区上野公園7-7
【電話】(03)3828-5131
【ハローダイアル】(03)5777-8600
【Fax】(03)3828-5135
【交通】JR上野駅(公園口)、京成上野駅、東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅
【開館時間】9時30分から17時30分 金曜日 9時30分から20時
(入館は閉館の30分前まで)
【休館日】毎週月曜、年末年始
【ホームページ】http://www.nmwa.go.jp/
●ブリヂストン美術館(東京)
作品数は多くないものの、時代をまたがって所蔵する。《睡蓮の池》(1907年)はモネが反映のモチーフを見出した作品。
【住所】東京都中央区京橋1-10-1
【ハローダイヤル】(03)5777-8600
【Fax】(03)3561-2130
【交通】JR東京駅(八重洲中央口)より徒歩5分
【開館時間】火曜―土曜 10時から20時 日曜・祝日 10時から18時
(入館は閉館の30分前まで)
【休館日】毎週月曜(祝日の場合は翌日)、展示替え期間、年末年始
【ホームページ】http://www.bridgestone-museum.gr.jp/
著者:六人部昭典
1953年生まれ、大手前大学助教授。モネを軸に19~20世紀の美術を研究する。著書(共著)に『印象派時代』(小学館「世界美術大全集第22巻)、『屋外へ出たカンヴァス』(講談社「名画へのたび」代第19巻)、『モネの睡蓮』(光琳社出版)、『ヴィジュアル・アート・オブ・ジャン・コクトー』(光琳社出版)他。