コアラ病院へようこそ
◆内容紹介
<野生動物を救おう!>
毎年200頭のコアラがやってくるオーストラリアのコアラ病院
―写真家S・エスターハスがレポートする、赤ちゃんコアラの救出から野生復帰まで―
ここは、オーストラリア東海岸にある町ポート・マクォーリー。
この町では、自分たちの居場所を人間に占領されてしまった
コアラたちが いたるところで自由に歩き回っています。
しかし、コアラたちにとって、人間の生活空間の中で暮らして
いくということは、とても危険で大変なことです。
コアラたちは、いろいろな病気になったり、事故にあったりして
しまうのです。そこで、コアラたちを助けるためにコアラ病院
が必要になりました。
赤ちゃんコアラの救出から野生に返すまでを
写真家のスージー・エスターハスが追います。
◇スージー・エスターハス(Suzi Eszterhas) 野生動物写真家
野生動物をはじめ、野生動物救護活動も映像で記録する写真家。作品は『レンジャーリック』『ナショナルジオグラフィックキッズ』『スミソニアン』『タイム』『BBC ワイルドライフ』など世界中の雑誌・新聞に掲載されている。
アメリカ・カリフォルニアを活動拠点に北極から南極・熱帯地方まで野生動物を撮影しながら、1年の大半を野生動物の生息地で過ごす。
◇海都洋子(かいと・ようこ) 翻訳家
ペンシルベニア大学教育大学院修士課程修了。M.S.Ed。Reading Specialist。主な訳書に『若草物語』(岩波少年文庫)、『こちら宇宙船地球号』(岩波書店)『火星にいった3人の宇宙飛行士』『爆弾のすきな将軍』『二ュウの星のノームたち』(以上、六耀社)など多数。