藤森照信の茶室学
◆内容紹介
日本の極小空間=「茶室」の謎に迫る。
利休はなぜ2畳という極限スペースの茶室をつくったのか。
茶室に火が投じられたわけは。
日本の極小空間の原点である「茶室」に、
建築史家であり建築家である藤森照信が迫った
渾身の書き下ろしです。
茶室の始まりから現代の茶室までの歴史をひも解きつつ、
藤森流のオリジナリティ溢れる茶室論がわかりやすい文章で展開され、
茶室に詳しい人も、詳しくない人も楽しめる内容となっています。
日本のアイデンティティの一つである「茶室」を改めて熟考できる1冊。
最終章に、茶室を多く手掛けている、日本を代表する建築家、磯崎新との
茶室談義を収録。
【目次】
1章 茶室に目覚めたわけ
2章 日本の茶室のはじまり
3章 利休の茶室
4章 利休の後
5章 建築家の茶室
6章 戦後の茶室と極小空間
7章 茶室談義 磯崎新に聞く
- だから、茶室はやめられない