RAVフェルメール
◆内容紹介
有名画家にスポットを当て、その作品や人物像を分かり易く紹介します。
豊富な図版と、多彩な著者陣による興味深い解説により、入門者から美術愛好者まで幅広く楽しめる構成です。
17世紀オランダが生んだ偉大なる画家フェルメール。残された作品は些少ながらも、その作品一つひとつには、汲めども尽きない非常に多くの魅力をはらんでおり、今なお多くの人々を魅了して止みません。本書では全作品32点に加え、関連図版も多数掲載。全編に渡る、詳細でわかりやすい論考でフェルメールの静謐で豊穣なる世界へと誘います。
目次
序文 ミニマルな世界
第1章 端正な室内はいかに構成されたか
第2章 観察の光と芸術の光
第3章 フェルメールの絵画に聴く音風景
第4章 画中画は語る
第5章 鏡の中の世界
第6章 フェルメールの妻と女性観
作者を問われる四点の絵
編著:小林頼子 コバヤシヨリコ
1948年生まれ 目白大学教授 17世紀オランダ絵画研究
著者:徳丸仁 トクマルシノブ
1940年生まれ 慶応大学理工学部教授
電磁波理論研究
阿部純子 アベジュンコ
1972年生まれ 17世紀オランダ美術史研究
藤原怜子 フジワラレイコ
1940年生まれ 関東学院大学文学部教授
音楽美学研究
蜷川順子 ニナガワジュンコ
1954年生まれ 関西大学教授
西洋美術史研究