2012.03.23
東日本大震災支援金を寄付いたしました
3月23日、
株式会社六耀社は、福島県三春町で、被災地支援活動を続ける
「三春"実生"プロジェクト」に対し、支援金を寄付いたしました。
六耀社は、2011年3月11日の東日本大震災や福島第一原発事故
を受けて、一企業として、出版社としてこの事態に何ができる
だろうかと模索しておりました。
震災後の同7月には、『正しい電気のトリセツ集』という
「節電」をテーマにした書籍を発売し、11月には、宇宙飛行士でその後滝野町で農人として生活し、原発事故に見舞われた秋山豊寛氏のエッセイなども出版してまいりました。
そして今回は、「私たちにできること」の一環として、
福島県三春町で現在も活動を続けている「三春"実生"プロジェクト」に対し、
書籍『正しい電気のトリセツ集』の売上の一部を寄付させていただきました。
微力ではございますが、少しでも被災地の皆様のお役にたてていただければと
切に願っております。
最後に、弊社の支援計画に快くご賛同いただきました『正しい電気のトリセツ集』
の著者 ももせいづみ様からも印税の一部を支援金としてご寄附いただきました。
厚く御礼を申し上げます。
ももせ様をはじめ、本書の主旨にご賛同いただき製作にご協力いただきました関係者の皆様、本書をお買い上げいただきました読者の皆様、皆様のおかげで、支援金をおくることができました、誠にありがとうございました。
2012年3月23日
株式会社六耀社 社員一同
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*「三春"実生"プロジェクト」(みはる"みしょう"ぷろじぇくと)
2011年6月20日設立。町と東北大学の有志、ボランティアで組織されている。
発起人である玄侑宗久氏(福聚寺住職/プロジェクト副代表)は、福島県三春町在住の桜守が、千年後にも生き続ける桜を育てと、苗木からではなく、種からの育成(実生)にこだわる姿勢に共感を得たことがきっかけで発案。福島第一原発事故に対する草の根レベルの活動を実現させるための基本理念に据えて提案するに至った。
プロジェクトは、町民の生活における放射線量を長期的に、そして正確に把握するため、①土壌の線量を測定する、②空間の線量を測定する、③希望する小中学生に線量計を配布する、④高校生以上にはポケット線量計をあっせんするなどの事業を実施。
空間放射能調査や農地土壌の放射性物質調査、食品放射能計測調査などから、詳細にわたる三春町の環境放射線測定値をホームページで公表し、放射能汚染の長期的な被害に怯える地元町民のひとつの指針となっている。 三春実生プロジェクトホームページ
*関連書籍 = 『正しい電気のトリセツ集』
『来世は野の花に-鍬と宇宙船Ⅱ-』
『ソリストの思考術 第四巻 玄侑宗久の生きる力』